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Vol045 1次関数 応用編1 2007年11月25日

この号では、少し応用的な問題に入ります。

−関数の式を求める−

例題1
傾きが5で、点(-6, 8)を通る1次関数の式を求めなさい。

解答
1次関数の式は、y=ax+b (a≠0)と書くことができます。

傾きが5であるから、a=5より、y=5x+b 未知数がひとつで、通る座標が与えられているから、
1次方程式を解く要領で、求めることができます。

ここで、点(-6, 8)を通るから、8=5×−6+b

5×−6+b=8
−30+b=8
b=38

よって、y=5x+38

答え:y=5x+38


例題2
y=4x+2に平行で、点(3, 17)を通る直線の式を求めなさい。

解答
直線と直線が平行というのは、それぞれの傾きが同じであるということです。
よって、y=4x+2に平行であるから、求める1次関数の式の傾きは、4となります。

傾きが4であるから、a=4より、y=4x+b

ここで、点(3, 17)を通るから、17=4×3+b

4×3+b=17
12+b=17
b=5

よって、y=4x+5

答え:y=4x+5


例題3
点(-2, 11)、点(3, 1)を通る1次関数の式を求めなさい。

解答
1次関数の式は、y=ax+b (a≠0)と書くことができます。

未知数が2つで、2点の通る座標が与えられているから、
連立1次方程式を解く要領で、求めることができます。

ここで、点(-2, 11)を通るから、11=−2a+b 点(3, 1)を通るから、1=3a+b

−2a+b=11 ‥ @
  3a+b=1 ‥ A

@−Aより、

−5a=10
  a=−2

a=−2を @、またはAに代入して、b=7

よって、y=−2x+7

答え:y=−2x+7


例題4
点(2, 4)を通る反比例の式を求めなさい。

解答




−直線と直線の交点の座標を求める−

例題5
y=3x+2と、y=−5x−6の交点の座標を求めなさい。

解答
交点の座標を(x1, y1)とすると、その座標は、どちらの式も満たすので、

y1=3x1+2 ‥ @
y1=−5x1−6 ‥ A

x1、y1を、連立1次方程式を解く要領で、求めます。もちろん、x1、y1は、x、yとおきかえてかまいません。

@=Aより、

3x1+2=−5x1−6
3x1+5x1=−6−2
8x1=−8
x1=−1

@、または、Aに代入して、y1=−1

答え:(−1, −1)


上の5つのパターンを全ておさえれば、どんな応用問題でも解けます。
複雑そうに見えても、それぞれのパターンの組み合わせか、問題の出し方の違い程度です。
ただし、今まで習った事が前提での問題ならばという条件がつきます。

例えば、ある1次関数の式と、反比例の式との交点を求めるような問題は、今までの知識では
解けません。さらに上のレベルの知識が必要です。

しかし、これから学習していく中で、ふれることになります。

次回は、式の計算です。


 

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