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Vol033 連立不等式 2007年8月18日

VOl032の問題の解説です。

問1 x+4>5
   x+4≧5

解答
x>5 - 4
x>1‥(1)

x≧5 - 4
x≧1‥(2)

数直線で確認しましょう。

       ○------→ x>1‥(1)
       ●------→ x≧1‥(2)
-3 -2 -1 0 1 2 3 4 5

○は、「‥より大きい又は小さい」を表し、●は「‥以上または以下」を表します。
x=1は、(2)を満たしますが、(1)を満たしませんので、
(1)と(2)の共通部分は、x>1となります。

答え:x>1

問2 x+4>5
   x+2<8

解答
x>5 - 4
x>1‥(1)

x<8 - 2
x<6‥(2)

数直線で確認しましょう。

   ○---------→ x>1‥(1)
 ←--------○   x<6‥(2)
-1 0 1 2 3 4 5 6 7

(1)と(2)の共通部分は、x>1かつ、x<6となります。
1<x<6と表現します。

答え:1<x<6

問3 3(x+5)>7
   2(x+8)>5

解答
3(x+5)>7
3x+15>7
   3x>7−15
   3x>−8

2(x+8)>5
2x+16>5
   2x>5−16
   2x>−11


数直線で確認しましょう。



-7 -6 -5 -4 -3 -2 -1 0 1 2

(1)と(2)の共通部分は、x>-8/3となります。


問4 9(x+3)>4(x+9)
   -8(x+3)>28

解答
9(x+3)>4(x+9)
9x+27>4x+36
9x−4x>36−27
   5x>9

−8(x+3)>28
−8x−24>28
    −8x>28+24
    −8x>52

数直線で確認しましょう。



-8 -7 -6 -5 -4 -3 -2 -1 0 1 2 3

数直線を見ると、共通部分がないことがわかります。
どの範囲も、不等式のどちらか1つだけを満足するか、両方とも満足しないかの
どちらかになります。従って、両方の不等式を満足する解はないという
ことになります。

答え:解はなし。

問5 2x+6>4
   -7(x+2)>-6

解答
2x+6>4
  2x>4−6
  2x>−2
   x>−1‥(1)

−7(x+2)>−6
−7x−14>−6
   −7x>−6+14
   −7x>8

    ○------→ x>-1‥(1)

-3 -2 -1 0 1 2 3

数直線を見ると、微妙なとこですが、-8/7<-1ですから、
(2)の範囲と(1)の範囲は重なっていないことが分かります。
これも、どの範囲も、不等式のどちらか1つだけを満足するか、
両方とも満足しないかのどちらかになります。
従って両方の不等式を満足する解はないということになります。

答え:解はなし。

問6 5x+3>−2(x−8)>3

これは、5x+3>−2(x−8)と
−2(x−8)>3の連立不等式と同じです。

5x+3>−2(x−8)
5x+3>−2x+16
5x+2x>16−3
   7x>13

−2(x−8)>3
−2x+16>3
   −2x>3−16
   −2x>−13

数直線で確認しましょう。



-1 0 1 2 3 4 5 6 7




いかがでしたか?

問題の解は存在するものと考えて解いていくと、問4、問5のように、
解が出ないと、自分の計算間違いかと思うこともあると思いますが、
「解がない」という解答もあるということです。

数直線を書くと、視覚的に共通の範囲が解りやすくなります。
慣れれば、書かなくてもよくなりますが、書いたほうが、
間違いはおこりにくいでしょう。

次の問題を解いてください。

問1 連立不等式  5x+a>4  の x の解が存在するように a の範囲を求めよ。
            2(3x+6)≦a

問2 -5≦x≦8、-7≦y≦6のとき、x+y の範囲を求めよ。

問3 -3<x≦4、-5≦y<3のとき、x+y の範囲を求めよ。

問4 -3<x≦4、-5≦y<3のとき、x - y の範囲を求めよ。

どれも、難しい部類に入る問題ですが、チャレンジしてみてください。

次回は、問題の解答です。


 

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