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Vol023 平方根 1次方程式 2007年6月3日

Vol023です。

前回の√の記号ですが、日本語では、根号(こんごう)と言いますが、
ふつうは、ルートと呼びます。例えば、√5は、ルート5と言います。

VOl022の問題の解説です。

問1 81の平方根
解答
前号で、習った事を復習しましょう。


a の平方根と言います。

平方根は、正と負の2つあります。

2乗して、81になる数を求めると、


答え:9、-9


解答

という意味です。

答え:7


解答
この問題の意味は、「2乗して、64になる正の数を求めて、それに-1をかけなさい」
となります。


答え:-8


解答
ルートの中に計算式があったら、まずそれを先に計算します。




答え:3

方程式に入ります。

ここに、1つのある箱があるとします。

この箱には、ボールがいくつか入っています。
さて、この箱の中のボールの個数に、2を加えたら、10となりました。
この箱の中のボールの個数をあててください。

この問題を式にすると、

箱の中のボールの個数+2=10

2を加えたら、10となるのだから、
箱の中のボールの個数を1から順にあてはめていけば、8個だと、わかるでしょう。

箱の中のボールの個数+2=10のように、=で結ばれた式を等式と言います。

等式の中でも、このように、わからないもの、つまり、箱の中身(この場合は、
ボールの個数)を求めるような等式を方程式と言います。

箱の中のボールの個数を a とすると、上の式は、

a+2=10

となります。

ボールの個数を求めるというのは、
方程式である、a+2=10の a を求めるという意味になります。

では、以上のやり方にならって、次の問題を方程式にしてみましょう。

問1 いくつかのりんごが入った箱が1つあります。この箱のりんごの個数に
    2 をかけると、りんごの個数は全部で、14になりました。
   (箱の中のりんごの個数を b とします)
解答
文字を使わずに、まず式を作ってみると、

箱の中のりんごの個数×2=14

箱の中のりんごの個数は b だから、

b×2=14

文字式のルールに従って、まとめると、

2b=14

答え:2b=14

問2 お金が入った袋があります。この袋の中のお金を3倍し、それに50円を足すと、
    200円になりました。袋の中のお金を c (円)とします。
解答
文字を使わずに、まず式を作ってみると、

袋の中のお金×3+50=200

袋の中のお金は c (円)だから、

c×3+50=200

文字式のルールに従って、まとめると、

3c+50=200

答え:3c+50=200

問3 ある数を a とします。この a を4倍した数を、紙に書きました。
    次に、ある数 a に12を足して、その結果を別の紙に書きました。
    すると、紙に書いた数は、両方とも同じ数でした。
解答
これも、文字を使わずに、まず式を作ってみると、
1枚目の紙の数は

ある数×4 となります。

2枚目の紙の数は、

ある数+12 となります。

1枚目の紙の数と2枚目の紙の数は同じなので、

ある数×4=ある数+12 となります。

ある数は a だから、

a×4=a+12

文字式のルールに従って、まとめると、

4a=a+12

答え:4a=a+12

では、方程式を立てられるようになったところで、今度はその方程式を
解いてみましょう。

上の3つの問題を解きます。わからないものを文字で表して、式を作りましたね。

繰り返しますが、
この、わからないものを求めるような式を方程式と言い、
わからないものを求めることを方程式を解くと言います。

等式の性質について説明します。

等式は、両辺に、同じ数や文字や、式を
足すか、引くか、かけるか、割る(0で割ることはできない)
ことができます。

すなわち、A=Bのとき、

1、A+C = B+C
2、A-C = B-C
3、A×C = B×C
4、A÷C = B÷C (Cは0でない)

が成り立ちます。

では、問1の方程式を、この等式の性質を使って解きましょう。

2b=14

両辺を 2 で割ります。

2b÷2=14÷2
b=7

答え:箱の中のりんごの個数は、7

問2の方程式を解いてください。
解答

3c+50=200

両辺から50を引く。(-50を加える)

3c+50-50=200-50
3c=150

次に、3で割る。

3c÷3=150÷3
c=50

答え:袋の中のお金は50円

問3の方程式を解いてください。
解答

さて、ここでは、もう1つの性質について説明します。
等式の数や文字式を、右辺(右側)から左辺(左側)に移動させたり、左辺から右辺に
移動させることができます。移動させたら、符号は、移動させる前の反対になります。
移動させることを移項(いこう)と言います。

例えば、a+2=5 とあったら、a=5-2
2を右辺に移項すると、左辺では2はプラスなので、マイナスになります。

りくつは簡単です。

5+3=8 という等式があります。

左辺の3を右辺に移項すると、左辺は3だけ減ってしまいます。
すると、等式が成り立つには、同じ分だけ、右辺も減らす必要があります。
つまり、右辺では、-3とならなくてはいけません。
符号が逆になるのです。

だから、5=8-3 となります。

5 - 3=2 の場合も同じ考え方です。

左辺の-3を右辺に移項すると、左辺は-3だけ、なくなってしまいます。
マイナスの数がなくなったということは、その分、減らずにすんだわけです。
ということは、等式が成り立つには、同じ分だけ、右辺を増やす必要があります。
つまり、右辺では、3を加えなくてはなりません。
符号が逆になるのです。

だから、5=2+3 となります。

この性質も利用すると、まず、文字式は左辺にまとめます。

4a=a+12
4a - a=12
3a=12

両辺を3で割って、

3a÷3=12÷3
a=4

答え:ある数 a=4

いかがでしたか? 方程式の意味と、解くことが理解できましたか?

さて、
ここで、わからない数を x (エックス)と置いて、
等式が、ax+b=0 (aは0でない) と書けるとき、
ax+b=0は、xにおける1次方程式と言います。

xは別に、xでなくてはならない理由はないのですが、
一般的にxを使っています。

等式の性質、方程式のまとめ。
----------------------------------------------------------------------
すなわち、A=Bのとき、

1、A+C = B+C
2、A-C = B-C
3、A×C = B×C
4、A÷C = B÷C (Cは0でない)

等式の数や文字式を、右辺(右側)から左辺(左側)に移動させたり、左辺から右辺に
移動させることができます。移動させたら、符号は、移動させる前の反対になります。
移動させることを移項(いこう)と言います。

わからない数を x (エックス)と置いて、
等式が、ax+b=0 (aは0でない) と書けるとき、
ax+b=0は、xにおける1次方程式と言います。

----------------------------------------------------------------------

では、次の方程式を解いてください。

問1 2x+3=15
問2 -5x+3=2x-53


問5 0.02x+0.5=4(0.7x-2)+0.16

次号は問題の解説と、1次方程式の応用です。


 

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