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集合の要素の個数−問題編4−
例題8では、2つの集合の問題をやりましたが、今度は、3つの集合に分類できる場合です。
繰り返しますが、集合の要素の個数の問題は、とにかくベン図を作成することです。
集合の要素の個数の問題の解法
1、それぞれの集合どうしの関係を理解して、正確なベン図を作成する。
2、わかっている数を書き込み、わからない数は、全て文字で表しておく。
3、問題でたずねている数が、ベン図のどの部分なのかを理解して、
わかっている人数から、わからない人数を導き出して答える。
集合‐例題10
集合‐例題10 解説
ベン図を作成する前に、集合どうしの関係を理解します。
各集合の重なる部分や、重ならない部分の定義をはっきりとさせます。
調査の対象となったグループ全体の集合:Sとする
数学が好きな人の集合:Aとする
国語が好きな人の集合:Bとする
理科が好きな人の集合:Cとする
数学も国語も好きな人の集合:A∩B
国語も理科も好きな人の集合:B∩C
理科も数学も好きな人の集合:C∩A
数学も国語も理科も好きな人の集合:A∩B∩C

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べン図を作成します。(右図)
問題で定義している人数を書き込み、わからない
人数は文字で表します。
線で囲まれているところに1文字を配置します。
(図のp、q、r、s、t、u、v)
数学も国語も理科も好きな人の人数である
n(A∩B∩C)、すなわち、v は、個数の定理を
使って解きます。(集合の要素の個数の冒頭で説明)
(1)から順に解いていくというより、まず、
わかる数を求めて、それから、次のわかる数を
求めてといった具合に解いていきます。
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n(A∪B∪C)=n(A)+n(B)+n(C)−n(A∩B)−n(B∩C)−n(C∩A)+n(A∩B∩C)より、
n(A∩B)、すなわち、s+v=7
n(B∩C)すなわち、t+v=9
n(C∩A)すなわち、u+v=10
また、図から、
n(A∩B∩C)=n(A∪B∪C)−n(A)−n(B)−n(C)+n(A∩B)+n(B∩C)+n(C∩A)
=40−25−20−18+7+9+10=3
数学も国語も理科も好きな人の人数 n(A∩B∩C)すなわち、v は、3
さて、これによって、 v がからんでいる、n(A∩B)、n(B∩C)、n(C∩A)の人数はわかっているから、
s、t、u の人数もすぐに判明します。そうすると、n(A)、n(B)、n(C)の人数もわかっているから、
p、q、r の人数もわかります。
s、t、u はそれぞれ、
s=数学と国語だけが好きな人の人数
t=国語と理科だけが好きな人の人数
u=理科と数学だけが好きな人の人数
ですね。
s=7−v=7−3=4、 t=9−v=9−3=6、 u=10−v=10−3=7
p 、q、r はそれぞれ、
p=数学だけが好きな人の人数
q=国語だけが好きな人の人数
r=理科だけが好きな人の人数
図から、
P=25−s−u−v=25−4−7−3=11
q=20−s−t−v=20−4−6−3=7
r=18−t−u−v=18−6−7−3=2
答え:
(1) 4人 (2) 6人 (3) 7人 (4) 11人 (5) 7人 (6) 2人 (7) 3人
基本的に集合の文章題は、方程式の文章題のようなものです。
わかっているものと、未知数とで等式をたてて、未知数を求めるのと同じです。
問題が解けるように、必要な情報はそろってますから、しっかりベン図をつくれば、
まず大丈夫です。
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