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集合の要素の個数

要素の個数に限りがある集合、すなわち有限の集合A、B、Cを考えたとき、
Aの要素の個数をn(A)と表すと、集合B、Cも同様に、n(B)、n(C)と表すことができます。
この場合、以下のことが成り立ちます。


2、n(A∪B)=n(A)+n(B)−n(A∩B)
3、n(A∪B∪C)=n(A)+n(B)+n(C)−n(A∩B)−n(B∩C)−n(C∩A)+n(A∩B∩C)


2の証明
Aの要素の内、A∩Bでない、要素の数を p、Bの要素の内、A∩Bでない、要素の数を q、
A∩Bの要素の数を r とします。(図1)

すると、n(A)=p+r、n(B)=q+r となり、

n(A∪B)=p+q+r
n(A)+n(B)−n(A∩B)=(p+r)+(q+r)−r=p+q+r

よって、n(A∪B)=n(A)+n(B)−n(A∩B)

この定理は、要は重複した個数である、n(A∩B)を引けば、n(A∪B)の個数となります
ということです。

3の証明
Aの要素の内、A∩Bでなく、かつA∩Cでない、要素の数を p、
Bの要素の内、B∩Aでなく、かつB∩Cでない、要素の数を q、
Cの要素の内、C∩Aでなく、かつC∩Bでない、要素の数を r、
A∩Bの要素の内、A∩B∩Cでない、要素の数を s、
B∩Cの要素の内、A∩B∩Cでない、要素の数を t、
C∩Aの要素の内、A∩B∩Cでない、要素の数を u、
A∩B∩Cの要素の数を v とすると、(図2)

n(A)=p+s+u+v、n(B)=q+s+t+v、n(C)=r+t+u+v、
n(A∩B)=s+v、n(B∩C)=t+v、n(C∩A)=u+v、となり、

n(A∪B∪C)=p+q+r+s+t+u+v

一方、
n(A)+n(B)+n(C)−n(A∩B)−n(B∩C)−n(C∩A)+n(A∩B∩C)
=(p+s+u+v)+(q+s+t+v)+(r+t+u+v)−(s+v)−(t+v)−(u+v)+v
=p+s+u+v+q+s+t+v+r+t+u+v−s−v−t−v−u−v+v
=p+q+r+s+t+u+v

よって、
n(A∪B∪C)=n(A)+n(B)+n(C)−n(A∩B)−n(B∩C)−n(C∩A)+n(A∩B∩C)


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