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範囲が定まっているものの集まりを集合と言います。
その集合の1つ1つのものを要素と言います。具体的に図で表しましょう。


自然数の集合は、1、2、3、4、5、‥となります。
1や2などの、それぞれの数が、自然数という集合の要素となります。

ここで、ある要素 ]が集合Mに属する場合、



ある要素 ]が集合Mに属さない場合は、



例えば、自然数の集合をMとすると、



集合を表す方法

集合を表すのは2つの方法があります。例えば、自然数の集合を表す場合、

要素を列挙する方法 → {1、2、3、4、5、‥}

※各要素を並べます。自然数では、無限なので全列挙は無理。‥で省略します。
  要素がかなり限定される有限の場合に使う場合には、良いです。

要素の条件を示す方法 → {x|xは自然数} 

「xは自然数」のところに、要素の条件を書きます。

関数f(x)の値の集合は、次のように表すことができます。

例えば、関数をf(x)=2x+1の値の集合で、xには、整数が入るとすると、

{2x+1|xは整数}となります。


集合と集合の関係


集合と考える際に、図で考えるとわかりやすいです。例えば、集合Aを下左図のように表します。
ベン図と言います。

2つの集合MとNがあるとき、Nのどの要素も、Mの要素である場合、すなわち、
x∈Nのとき、x∈Mとなる場合、N⊂M、または、M⊃Nと表します。
これは、NはMに含まれるという意味です。(上中央図)

特にN⊂M、かつ、N⊃Mの場合は、集合MとNは等しくなり、M=Nと表します。(上右図)


(上中央図)


2つの集合A、Bがあるとき、AとBの両方に属する要素の全体の集合をAとBの積集合(せきしゅうごう)
または、AとBの共通部分と言い、

A∩B と表します。(上左図) 読み方は、「AキャップB」、または、「AかつB」 などど言います。

A∩Bを集合の表し方にすると、A∩B={x|x∈A かつ x∈B}となります。

次に、AとBの少なくとも一方に属する要素の全体の集合をAとBの和集合(わしゅうごう)と言い、

A∪B と表します。(上右図) 読み方は、「AカップB」、または、「AまたはB」 などど言います。

A∪Bを集合の表し方にすると、A∪B={x|x∈A または x∈B}となります。


∪、∩については、次の法則が成り立ちます。

交換の法則

A∩B=B∩A
A∪B=B∪A

結合の法則
(A∩B)∩C=A∩(B∩C)
(A∪B)∪C=A∪(B∪C)


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