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組合せ 問題編4

組合せ-例題5 重複組合せ


組合せ-例題5 (1)解説
サイコロは3つありますが、目の数が全部違う場合の組だけを問題としています。
3つの目の数は、互いに異なる1から6までの数なので、サイコロを投げて出た目の数の組の数は、
1から6まで書かれたカード6枚から3つ選んで、その数の組み合わせの数となります。

理由を説明しましょう。
サイコロ3つの目が互いに異なる場合の目の数の組を要素とする集合をAとします。
1から6まで書かれたカードから3つ選んで、その数の組み合わせを要素とする集合をBとします。

Aの要素は、Bの要素でもあり、
Aの異なる要素には、Bの異なる要素が1つ対応します。
(逆に言うと、Aの異なる要素が、Bの同じ要素に対応することはないということです)

これだけだと、Aの要素の数は、Bの要素の数と等しいか、それより、少ないという
ことしか言えてません。すなわち、

Aの要素の数≦Bの要素の数 ‥ @

という関係だけです。

ここで、1から6まで書かれたカードから3つ選んだその数は、サイコロの目の数の範囲なので、
Bの要素は、Aの要素でもあり、Bの異なる要素には、Aの異なる要素が1つ対応します。
すなわち、

Aの要素の数≧Bの要素の数 ‥ A

@、かつ、Aが言えるので、その場合、Aの要素の数=Bの要素の数の場合しか
あり得ません。

つまり、Aの要素の数と、Bの要素の数は、等しいということになります。



よって、サイコロ3つの目が互いに異なる場合の目の数の組合せの数は、
1から6まで書かれたカードから3つ選ぶ組み合わせの数となり、6C3。

6C3=20通り

答え:20通り

組合せ-例題5 (2)解説
3つのサイコロを振って出たの3つの目の組合せを、数が小さい順に並べたものを、

(a1、a2、a3) と表すことにします。(1≦a1≦a2≦a3≦6)

ここで、b1=a1、b2=a2+1、b3=a3+2 という数の組(b1、b2、b3)を考えることにします。
(b1<b2<b3)

a1、a2、a3が1組決まれば、b1、b2、b3も1組決まります。

(1、2、2)→(1、3、4)

また、異なる組合せのa1、a2、a3の組には、異なる組合せのb1、b2、b3の組が対応します。


(1、2、2)→(1、3、4)
(1、2、3)→(1、3、5)

さて、b1=a1、b2=a2+1、b3=a3+2より、a1=b1、a2=b2−1、a3=b3−2

1≦a1≦6より、1≦b1≦6
1≦a2≦6より、1≦b2−1≦6 → 2≦b2≦7
1≦a3≦6より、1≦b3−2≦6 → 3≦b2≦8

b1、b2、b3は次の範囲となる。
1≦b1≦6
2≦b2≦7
3≦b3≦8
(b1<b2<b3)

すなわち、b1、b2、b3は、1から8までの数から、3つ選んだ組合せの要素であることが
わかります。すなわち、8C3の要素であるわけです。
(8C3の要素であることが分かったというだけであり、逆に8C3の要素全てが、サイコロの
目の組合せに対応していると


また、1から8までの数から、3つ選んだ組合せの組が、1つ決まると、
a1=b1、a2=b2−1、a3=b3−2 より、a1、a2、a3の組も1つ決まります。

さらに、1から8までの数から、3つ選んだ組合せの異なる組には、
異なるa1、a2、a3の組が1つ決まります。

(この時点では、まだ、a1、a2、a3が、サイコロの目の数の範囲とは言っていません。
 あくまで、異なる組が1つ決まると言っているだけです)

次に、1から8までの数から、3つ選んだ組合せ、b1、b2、b3、(b1<b2<b3)
が1組決まると、
a1=b1、a2=b2−1、a3=b3−2
1≦b1≦6
2≦b2≦7
3≦b3≦8

より、

1≦a1≦6となります。
また、a2=b2−1を、2≦b2≦7に代入すると、2≦a2+1≦7から、1≦a2≦6
a3=b3−2を、3≦b3≦8に代入すると、3≦a3+2≦8から、1≦a3≦6
b1<b2<b3より、a1≦a2≦a3

よって、

1≦a1≦a2≦a3≦6 となり、

すなわち、8C3の要素である、b1、b2、b3が1組決まると、それに対応した、
a1、a2、a3の1組は、3つのサイコロを投げて出た目の数の組となります。

まとめると、
@、異なる組合せのa1、a2、a3の組には、異なる組合せのb1、b2、b3の組が1組対応します。
A、b1、b2、b3は、1から8までの数から、3つ選んだ組合せの要素、すなわち、8C3の要素です。
B、1から8までの数から、3つ選んだ組合せの異なる組には、異なるa1、a2、a3の組が
   1つ決まります。
C、8C3の要素である、b1、b2、b3が1組決まると、それに対応した、a1、a2、a3の組は、
   サイコロを投げて出た目の数の組となります。

以上の4つの条件により、
3つのサイコロを投げて出た目の数の組の数は、1から8までの数から、3つ選んだ組合せの数に
等しいと言えます。

よって、8C3=56通り

答え:56通り

組合せ-例題5 (3)解説
問題では、6以外と言ってますので、このような場合は、余事象を考えた方が楽に解けそうです。
すなわち、(2)で求めた、全体の出方の数から、サイコロの目の数の合計が6になる場合の数を
引けば、サイコロの目の数の合計が6以外になる場合の数が求められます。

では、サイコロの目の数が6にる場合を考えましょう。

以下の3つの場合があります。(順番は関係ありません)

@、1、1、4
A、1、2、3
B、2、2、2

よって、56−3=53

(2)より、簡単ですが、(2)ができないと、簡単に求められない問題です。

答え:53通り

(2)で求めた組合せを、重複組合せと言います。

一般には、

互いに異なったn個のものがあり、そこから、同じものは何回も選べるとして、r個取り出す組合せ」を
重複組合せと言います。

(2)の考え方に従うと、重複組合せの数は、n+r-1Crで表されます。

(2)で見ると、

n → 6
r → 3

で、6+3-1C3=8C3

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