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  組合せ 問題編3

組合せ-例題4


組合せ-例題4 (1)解説
これは、組合せとは、でやった

異なる種類のものが、全部で
n個あり、種類ごとの数が、a個、b個、c個 ‥、で、
それらを1列に並べる。
a+b+c+‥=n とする。

のケースです。

果物の総数は9個あり、全部を並べるので、1列に並んでいる9つの箱に、それらを入れていくと
考えると分かりやすいです。

どれから入れていくかはどうでもよいので、まず、りんごを入れましょう。
りんごの入れ方の総数は、9つの箱の3つを選ぶ選び方だから、


次に、柿を並べるとして、箱はりんごで3つふさがるので、
柿の入れ方の総数は、6つの箱の2つを選ぶ選び方だから、


りんごの入れ方1つ1つに、柿の入れ方が15通りあるわけです。

最後のみかんの入れ方は、残りに置くしかないので、自動的に決まってしまいます。

よって、全部の入れ方は、

9C3×6C2=84×15=1260通り

もちろん、公式を使ってもかまいません。



答え:1260通り

組合せ-例題4 (2)解説
3個の選び方なので、9C3とやりたいとこですが、これができません。
例えば、9枚のカードがあって、3枚を選ぶ場合だったら、9C3はOKです。

なぜ、だめかというと、9枚のカードは全て互いに違うものだからできますが、
9個の果物は、全てが互いに違うものではありません
例えば、りんごは3個あるので、これらはどれを選んでもりんごには変わりありません。

もう少し具体的に考えてみましょう。カード9枚の番号を果物に対応させます。

1から3→りんご1、りんご2、りんご3
4から5→柿4、柿5
6から9→みかん6、みかん7、みかん8、みかん9

ここで、カードの場合、1、2、4と選ぶのと1、2、5と選ぶのは、互いに違うものですが、
本問題の果物の場合、それに対応した、りんご1、りんご2、柿4と選ぶのと、
りんご1、りんご2、柿5と選ぶのは、同じことです。

つまり、前者は、りんご2個と柿1個、後者も、りんご2個と柿1個です。
同じ選び方となります。

カードでは、違う選び方となる場合でも、問題の果物では、どちらも同じで1通りとなって
しまいます。

よって、単純に9C3と解く事はできません。

なので、場合分けをしていきます。

まず、次のように考えることができます。それぞれの果物がいくつあるかで違う選び方なので、

次の3つのパターンがあります。

1、3つとも同じ
2、2つが同じ
3、全部違う


1の場合は、りんご3個、みかん3個の2通りしかありません。柿は2個しかないからです。

2の場合は、柿も2個あるので、全部で考えることができます。
3つの内、2つが同じ果物なので、どの2種類を選ぶかは、3種類(りんご、柿、みかん)から、
2種類を選ぶ3C2通りあります。3C2=3通りですね。以下の場合です。

@、りんご、柿
A、柿、みかん
B、りんご、みかん

それぞれの場合において、どちらの果物を2つにするかで、2通りずつあります。

@、りんご、柿 ‥ りんご2つと柿1つ、りんご1つと柿2つ → 2通り
A、柿、みかん ‥ 柿2つとみかん1つ、柿1つとみかん2つ → 2通り
B、りんご、みかん ‥ りんご2つとみかん1つ、りんご1つとみかん2つ → 2通り

よって、2の場合は、全部で6通りあります。

3は、りんご、柿、みかんの1通りしかありません。もともと3種類しかないので、
1通りしかつくれないわけです。

まとめると、

1、3つとも同じ ‥ 2通り
2、2つが同じ ‥ 6通り
3、全部違う ‥ 1通り

全部を足すと、9通り

答え:9通り

組合せ-例題4 (3)解説
この問題は、余事象が使えます。というより、若干楽なような気がします。
柿が端にくるケースは、大きく3つのパターンしかありません。

1、左端にだけ柿がある。
2、右端にだけ柿がある。
3、両端に柿がある。


(1)で求めた全体の並べ方の数から、上の1から3までの場合の並べ方の数を全て引けば、
柿が、端にいかない場合の並べ方の総数をなります。

1、左端にだけ柿がある。
柿○○○○○○○○ のように並ぶ場合です。○の開きスペース(8箇所)に
残った果物が置かれますが、右端は柿以外の果物が置かれます。
残りの果物は、りんご3個、柿1個、みかん4個

柿から並べるとして、柿の並べ方は、右端を除いた7通り、これで、開きスペース1箇所
埋まります。次にりんごを並べるとして、りんごの並べ方は、空きペース7箇所の3箇所を
選ぶ選び方であるから、7C3=35通り。これで、開きスペース3箇所埋まります。

最後のみかんは、残りの空きスペースに並べるしかないので、1通り。
よって、1の場合の並べ方は、

7×35×1=245通り

2、右端にだけ柿がある。
これは、1と同様に考えることができます。並べ方の総数は同じです。
一応解説します。

○○○○○○○○柿 のように並ぶ場合です。○の開きスペース(8箇所)に
残った果物が置かれますが、左端は柿以外の果物が置かれます。
残りの果物は、りんご3個、柿1個、みかん4個

柿から並べるとして、柿の並べ方は、左端を除いた7通り、これで、開きスペース1箇所
埋まります。次にりんごを並べるとして、りんごの並べ方は、空きペース7箇所の3箇所を
選ぶ選び方であるから、7C3=35通り。これで、開きスペース2箇所埋まります。

最後のみかんは、残りの空きスペースに並べるしかないので、1通り。
よって、1の場合の並べ方は、

7×35×1=245通り

3、両端に柿がある。
柿○○○○○○○柿 のように並ぶ場合です。○の開きスペース(7箇所)に
残った果物が置かれます。残りの果物は、りんご3個、みかん4個

りんごから並べるとして、りんごの並べ方は、空きペース7箇所の3箇所を選ぶ選び方で
あるから、

7C3=35通り。これで、開きスペース3箇所埋まります。

最後のみかんは、残りの空きスペースに並べるしかないので、1通り。
よって、1の場合の並べ方は、

35×1=35通り

1から3までのケースを全て合計すると、

245+245+35=525通り

全体の並べ方である1260通りから、525通りを引いて、

1260−525=735通り

答え:735通り

余事象を使わない考え方
柿が端にいかないので、端は、りんごか、みかんのどちらかです。

このように、ある条件がつく場合は、まず、大きく場合分けをして、個々のケースの並べ方を
求めて、それらを合計すれば、求める答えとなります。

大きく分けると、次の場合しかありません。
りんごとみかんは、それぞれ2個以上あるので、左端、右端に、りんごとみかんを置くケースは、
左端から置くとすると、りんごとみかんの2通り、次に右端も左端のそれぞれの並び方について、
同じように2通り。よって、2×2=4通りあります。

以下の4通りです。
1、左端が、りんご、右端が、りんご
2
、左端が、りんご、右端が、みかん
3、左端が、みかん、右端が、りんご
4、左端が、みかん、右端が、みかん

それぞれのケースの並べ方を求めます。

1、左端が、りんご、右端が、りんご
りんご○○○○○○○りんご のように並ぶ場合です。○の開きスペース(7箇所)に
残った果物が置かれます。残りの果物は、りんご1個、柿2個、みかん4個

りんごから並べるとして、りんごの並べ方は、7通り、これで、開きスペース1箇所埋まります。
次に柿を並べるとして、柿の並べ方は、空きペース6箇所の2箇所を選ぶ選び方であるから、
6C2=15通り

最後のみかんは、残りの空きスペースに並べるしかないので、1通り。
よって、1の場合の並べ方は、

7×15×1=105通り

2
、左端が、りんご、右端が、みかん
りんご○○○○○○○みかん のように並ぶ場合です。○の開きスペース(7箇所)に
残った果物が置かれます。残りの果物は、りんご2個、柿2個、みかん3個

りんごから並べるとして、りんごの並べ方は、空きペース7箇所の2箇所を選ぶ選び方で
あるから、7C2=21通り。これで、開きスペース2箇所埋まります。

次に柿を並べるとして、柿の並べ方は、空きペース5箇所の2箇所を選ぶ選び方であるから、
5C2=10通り

最後のみかんは、残りの空きスペースに並べるしかないので、1通り。
よって、1の場合の並べ方は、

21×10×1=210通り

3、左端が、みかん、右端が、りんご
みかん○○○○○○○りんご のように並ぶ場合です。
これは2の場合と同様なので、つまり、りんごとみかんを交換しただけなので並べ方の数は
同じです。一応、解説します。

○の開きスペース(7箇所)に
残った果物が置かれます。残りの果物は、りんご2個、柿2個、みかん3個

りんごから並べるとして、りんごの並べ方は、空きペース7箇所の2箇所を選ぶ選び方で
あるから、7C2=21通り。これで、開きスペース1箇所埋まります。

次に柿を並べるとして、柿の並べ方は、空きペース5箇所の2箇所を選ぶ選び方であるから、
5C2=10通り

最後のみかんは、残りの空きスペースに並べるしかないので、1通り。
よって、1の場合の並べ方は、

21×10×1=210通り

4、左端が、みかん、右端が、みかん
みかん○○○○○○○みかん のように並ぶ場合です。○の開きスペース(7箇所)に
残った果物が置かれます。残りの果物は、りんご3個、柿2個、みかん2個

りんごから並べるとして、りんごの並べ方は、空きペース7箇所の3箇所を選ぶ選び方であるから、
7C3=35通り。これで、開きスペース3箇所埋まります。

次に柿を並べるとして、柿の並べ方は、空きペース4箇所の2箇所を選ぶ選び方であるから、
4C2=6通り

最後のみかんは、残りの空きスペースに並べるしかないので、1通り。
よって、1の場合の並べ方は、

35×6×1=210通り

1から4までのケースを全て合計すると、

105+210+210+210=735通り

余事象で考えた方が1ケース分楽だったということでしょうか。

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