数学に強くなりたいあなたへ <中学数学・高校数学>

数学の基礎から難問まで解説!

   サイトマップTOP>高校数学>確率と統計>場合の数>順列>問題編5



 無料ファイルダウンロード


 有料学習案内

 学習塾等に頼るか?独学か?
 
 数学参考書・問題集


 高校数学
  数と式
  方程式と不等式
  関数
  図形と計量
  図形と方程式
  ベクトル
  数列
  行列
  極限
  微分法
  積分法
  確率と統計
   場合の数
    集合

    場合の数
    順列
     順列とは
     問題編1
     問題編2
     問題編3
     問題編4
     問題編5
    組合せ
    二項定理
   確率
   確率分布
   統計
  命題

 


順列 問題編5

順列-例題6 円順列発展編


順列-例題6 (1)解答

問題編2では、円順列の基本の形をやりましたが、本問題では、それにある条件がついています。
すなわち、男女が交互に座るという条件です。

でも、むずかしく考える必要はありません。イメージしやすいように、
その形を図に表したのが右の図です。

まず、特定の1人を並べますが、その前に男女のどちらにするかを
決めますが、ここでは、男A君をまず、右下図のように置いてみます。

左回でも、
右回りでもどちらでもかまいませんが、ここでは、右回りに、
男、女、男、女、‥と配置していきます。

A君を置いたので、残る男3人を右回りに配置する並べ方は、

3×2×1=6通り

(注意:4×3×2×1としない理由は、「順列とは」の円順列を参照)

女の並べ方は、すでに男が並べられているので、
(正確に言うと、特定の1つ以上が、並べられているので、)



A君の右横から女を配置するとして、女の並べ方は、

4×3×2×1=24通り

男の並べ方 6通りの1つ1つについて、24通りあるので、男女が交互に座る座り方は、

6×24=144通り

答え:144通り

順列-例題6 (2)解答
男の両隣と、女の両隣がある座り方は、どのようなケースがあるか調べて、
それぞれについて座り方を求めて、合計すれば、求める値となります。

しかし、場合分けが手間取りそうです。もう少し、効率的なやり方はないか?

(1)で求めた値は、男女が交互に座る座り方でした。

定義はどうなるでしょう?

一部でも、男女が交互に座ってないところがあれば、Aに属さないということになるので、


この集合に限って言えば、全体の集合(男女8人を円形に座る座り方)からAの値を引けば、
求めることができます。



ここで、男の両隣の座り方がある集合をB1、女の両隣の座り方がある集合をB2とすると、
男の両隣、または女の両隣がある座り方」の集合はB1∪B2となり、
(2)の定義である「男の両隣と、女の両隣がある座り方」の集合は、B1∩B2となります。
なので、「男の両隣、または女の両隣がある座り方」の集合の一部となり、、
同じ集合ではありませんので、上記の式を使って、すぐに答えを出すわけにはいきません。

まずは、男女どちらでも良いのですが、2名だけを両隣にしてみて、他がどうなるかを考えてみます。

男を2名両隣にすると、残るは、男2名、女4名となります。
実際は円ですが、分かりやすいように両隣の男をそれぞれ端にもっていきます。
○のところに他の者が座ります。

男|○○○○○○|男

3人目の男を
男|男○○○○○|男 (男|○○○○○男|男でも同じこと)
のように並べると、4人目の男をどこに配置しても、女の両隣が発生します。

3人目の男を
男|○男○○○○|男 または、男|○○○○男○|男
のように並べても、4人目の男をどこに配置しても、女の両隣が発生します。

3人目の男を
男|○○男○○○|男 または、男|○○○男○○|男
のように並べても、4人目の男をどこに配置しても、女の両隣が発生します。

結局、残りの男をどのように配置しても、女の両隣が必ず発生することが分かります。

ということは、男だけが両隣になる座り方、女だけが両隣になる座り方は、
存在しないということになります。すなわち0です。

ベン図にすると以下のようになります。
男の両隣の座り方がある集合をB1、女の両隣の座り方がある集合をB2



これは、どういうことかと言うと、全体の座り方の内、「男女が交互に座る座り方」以外は、
男の両隣と、女の両隣がある座り方」ということです。

よって、全体の座り方の数から、「男女が交互に座る座り方」の数を引けば、
男の両隣と、女の両隣がある座り方」が求められます。

全体の座り方は、円順列の公式により、

7×6×5×4×3×2×1=5040通り

男女が交互に座る座り方=144通り ‥ (1)により求めた数

5040−144=4896通り

答え:4896通り

前ページ 順列 問題編4へ戻る


 

Copyright(C) 2007 <数学に強くなりたいあなたへ<中学数学・高校数学> All Rights Reserved.