数学に強くなりたいあなたへ <中学数学・高校数学>

数学の基礎から難問まで解説!

 サイトマップ

 無料ファイルダウンロード


 有料学習案内

 学習塾等に頼るか?独学か?

 数学勉強法

 数学参考書・問題集

 高校数学
  数と式
  方程式と不等式
  関数
  図形と計量
  図形と方程式
  ベクトル
  数列
  行列
  極限
  微分法
  積分法
  確率と統計
   場合の数
    集合
    場合の数
     積と和の法則
     余事象による考え方
     問題編1
     問題編2
     問題編3
     問題編4
     問題編5
    順列
    組合せ
    二項定理
   確率
   確率分布
   統計
  命題

  TOP>高校数学>確率と統計>場合の数>問題編5
 

場合の数 問題編5

場合の数-例題5


場合の数-例題5解説
これは、集合の問題を解くのと同じように、ベン図を用いて解いたほうが、分かりやすいです。

5と6と7は、互いに、どちらかの倍数になっていないので、
集合の中に、他の集合がすっぽり含まれるという関係は、
ありません。

よって、A:5の倍数、B:6の倍数、C:7の倍数の集合を、
右図のように一部が重なるように描きます。

そして、それぞれが、お互いに重なる部分がありますが、
それらの部分に記号を振ります。

5、6、7のいずれの倍数でもない数は、
5でも、6でも、7でも、割り切れない数ということです。


その部分は、A、B、Cの全ての円の外側になります。

ということは、A∪B∪Cの個数を、1000から引いたものが、求める個数となります。
式にすると、

1000−A∪B∪Cの個数 = 5、6、7のいずれの倍数でもない数の個数

A∪B∪C=p+q+r+s+t+u+v なので、

p〜v の数を求めましょう。

まず、Aの個数は、1000÷5の商の部分です。よって、1000の中に5の倍数は、200個あります。

どうしてか?

5=5−−−−−−−−−-→ 5の倍数の1個目、倍数は5
5+5=10−−−−−−−-→ 5の倍数の2個目
、倍数は10
5+5+5=15−−−−−−→ 5の倍数の3個目
、倍数15
  :
5+5+5+‥+5=1000−-→ 5の倍数の200個目、倍数は1000


となり、確かに200個あることがわかります。

Aの個数は、1000÷5の商で200個

では、同様にB、Cの個数を求めると、

Bの個数は、1000÷6の商で166個
Cの個数は、1000÷7の商で142個


では、次に、A∩B、B∩C、C∩Aのそれぞれの個数を求めましょう。

A∩Bの個数は、5 と 6の倍数の個数です。5 と 6の倍数は、5と6の最小公倍数の倍数です。
5 と 6の最小公倍数は、30、よって、A∩Bの個数は、30の倍数の個数となり、
1000÷30の商で、33個

B∩Cの個数は、6 と 7の倍数の個数です。6 と 7の倍数は、6と7の最小公倍数の倍数です。
6 と 7の最小公倍数は、42、よって、B∩Cの個数は、42の倍数の個数となり、
1000÷42の商で、23個

C∩Aは、7 と 5の倍数の個数です。7 と 5の倍数は、7と5の最小公倍数の倍数です。
7 と 5の最小公倍数は、35、よって、C∩Aは、35の倍数の個数となり、
1000÷35の商で、28個
まとめると、

A∩Bの個数=s+v=
33
B∩C
の個数=t+v=23
C∩A
の個数=u+v=28

上の式を見ると、全ての式にある v の数が分かれば、s、t、uが決まり、ベン図からも
明らかなように、p、q、r も決まります。

v の数は、すなわち、5 と 6 と 7の倍数の個数です。5 と 6 と 7の倍数は、
5 と 6 と 7の最小公倍数の倍数
です。

5 と 6 と 7の最小公倍数は210、よって、v の数は、210の倍数の個数となり、
1000÷210の商で、4個

v=4

さらに、上の式から、

s=33−4=29、 s=29
t=23−4=19、 t=19
u=28−4=24、 u=24

Aの個数=p+s+u+v より、A=p+29+24+4、Aの個数は、200なので、
p=200−29−24−4=143
p=143

Bの個数=q+s+t+v より、B=q+29+19+4、Bの個数は、166なので、
q=166−29−19−4=114
q=114

Cの個数=r+t+u+v より、C=r+19+24+4、Cの個数は、142なので、
r=142−19−24−4=95
r=95

これで、pからvまでの全ての数が判明しました。

1000−A∪B∪Cの個数 = 5、6、7のいずれの倍数でもない数の個数 より、
1000−(p+q+r+s+t+u+v)=1000−(143+114+95+29+19+24+4)=572

よって、5でも、6でも、7でも、割り切れない数の個数は、572

答え:572

場合の数-例題6


場合の数-例題6解説
これも、前問題と同じように、ベン図を用いますが、描き方に注意が必要です。

6の倍数の集合は、3の倍数の集合に、すっぽり含まれます。
また、3と4は、互いに、どちらかの倍数になっていないので、
一方が、他方の集合にすっぽり含まれるという関係は、
ありません。


よって、3の倍数の集合と、4の倍数の集合は、一部が
重なるように描き、3の倍数の集合の中に、
6の倍数の集合の図は描きません。

6の倍数の集合の図は、なぜ、描く必要はないのか?

右上段図を見ると、6の倍数の集合の図をどう描こうが、
bの値が分かれば、dの値(3、4、6のいずれの倍数でも
ない数)が分かります。bの値は、AとBの関係から、
求めることができ、6の倍数の集合の図は必要ないのです。

あえて、描くと、右下図の黄色の部分が、
6の倍数の集合の部分になります。



1000−A∪Bの個数=3、4のいずれの倍数でもない数の個数

Aの個数は、1000÷3の商で333個、
Bの個数は、1000÷4の商で250個、

では、次に、A∩Bの個数であるbを求めましょう。

A∩Bの個数は、3と4の倍数の個数です。3と4の倍数は、3と4の最小公倍数の倍数です。
3と4の最小公倍数は、12、よって、A∩Bの個数は、12の倍数の個数となり、
1000÷12の商で、83個

A∩Bの個数=b=
83

よって、A∪Bの個数=Aの個数+Bの個数−A∩Bの個数=333+250−83=500

1000−A∪Bの個数=3、4のいずれの倍数でもない数の個数 より、

1000−A∪Bの個数=1000−500=500

よって、3でも、4でも、6でも、割り切れない数の個数は、500

答え:500

場合の数 問題編4へ


 

Copyright(C) 2007 <数学に強くなりたいあなたへ<中学数学・高校数学> All Rights Reserved.