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場合の数 問題編2

場合の数-例題2



場合数-例題2 (1)解答
3色を自由に使って塗ると言うのは、全部同じ色だったり、2色や3色だったり、ということです。

では、左端から色を塗っていくとします。このような場合分けを考えるとき、スタートの地点は
どこでもいいんですが、何通りあるかを考えるとき、考えやすいように、左端から
(あるいは右端から)塗っていくとします。

塗る順番は、場合分けに全く影響しません。
なぜなら、塗り方の数は、塗った結果が何通りか、ということなので、
つまり、「赤、黄、黄、黄、緑」みたいに、どのパネルが何色で、という、結果の数を求めている
のだから、塗る過程(塗る順番)は、どうでもよいのです。

当然ですが、「赤、黄、黄、黄、緑」という結果は、どんな塗り方でやったとしても、1通りです。

さて、では、塗り方が何通りあるか求めていきましょう。

左端から塗るとして、説明しやすいように、パネルに左端から、1〜5までの番号をふることに
します。1番目の色の塗り方は、赤、黄、緑の3色あるので、3通りあります。
この3通りというのは、全て、互いに違う塗り方であるということです。

次に、2番目のパネルですが、このパネルの塗り方も、赤、黄、緑の3色いずれかを
塗ることができるので、3通りあります。

ということは、1番目のパネルの3通りの塗り方それぞれに、2番目のパネルの塗り方が、
3通りあります。

考え方を理解するために、樹形図をつくりました。
下の樹形図の縦の左側部分が2番目の塗り方まで示したものですが、これを見れば、
全て違う塗り方であることがはっきりわかります。


← 並べ方の1例です。

ここで、思い出してほしいのが積の法則です。

一般に、ある事柄Aの起こり方がm通りあって、その1つ1つの場合において、ある事柄Bの
起こり方がn通りある場合、Aの事柄と、Bの事柄がともに起こる場合の数は、m×n となります。


この考え方でいくと、次のようになります。

ある事柄Aは、「1番目のパネルに色を塗る」です。これの起こり方(塗り方)が、3通りあります。
その1つ1つについて、ある事柄B「2番目のパネルに色を塗る」の起こり方(塗り方)が、
3通りあります。

Aの事柄と、Bの事柄がともに起こる場合の数は、すなわち、

「1番目のパネルに色を塗る」、かつ、「2番目のパネルに色を塗る」のときの
場合の数(塗り方)は、3×3=9通りとなります。

「1番目のパネルに色を塗る」、かつ、「2番目のパネルに色を塗る」は、
「1番目のパネルと2番目のパネルに色を塗る」のことですから、

「1番目のパネルと2番目のパネルに色を塗る」のときの
場合の数(塗り方)は、3×3=9通りとなります。

上の樹形図の左側の1番目の塗り方と、2番目の塗り方の組み合わせが、全部で9通りあるのが
分かりますか?

1番目 2番目
 赤   赤 ‥ 1つ目
 赤   黄 ‥ 2つ目
 赤   緑 ‥ 3つ目
  :    :
 緑   黄 ‥ 8つ目
 緑   緑 ‥ 9つ目

さて、今度は、ある事柄Aを「1番目のパネルと2番目のパネルに色を塗る」とすると、
これの起こり方(塗り方)は、9通りあることがわかりました。
ある事柄Bを「3番目のパネルに色を塗る」とすると、ある事柄Bの起こり方(塗り方)が3通り
あります。

すると、これも積の法則により、
Aの事柄と、Bの事柄がともに起こる場合の数、すなわち、

「1番目のパネルと2番目のパネルに色を塗る」、かつ、「3番目のパネルに色を塗る」のとき、
場合の数(塗り方)は、9×3=27通りとなります。9は、3×3でしたから、

3×3×3=27 となります。

つまり、「1番目と2番目と3番目のパネルに色を塗る」とき、塗り方は、
3×3×3=27というわけです。


4番目まで塗る場合、5番目まで塗る場合も同様に考えることができるので、

「5番目まで塗る場合」の場合の数(塗り方)は、

3×3×3×3×3=243通り

この数は、重複なしに、全ての場合分けを含んでいます。

答え:243通り

場合数-例題2 (2)解答
2色だけを使うので、2色の選び方が、まず何通りあるかを調べます。組み合わせなので、
順番は関係ありません。

赤 と 黄
黄 と 緑
緑 と 赤

の3通りがあります。これらのそれぞれについて、何通りあるか調べましょう。

まず、赤と黄から調べてみます。

これも、(1)と同様に、樹形図を書いてみます。


(1)の考え方が同じようにできるので、赤と黄を使った塗り方は、

2×2×2×2×2=32通り

さて、ここで注意しなくては、ならないのが、左図を見れば、
分かりますが、

全部、赤の場合と、全部、黄の場合の2通りも含まれている

のがわかりますね。2色だけを使う塗り方を求めているので、
1色だけの場合は、除きます。32通りから、その2通りを引きます。

32−2=30通り


赤と黄の場合は、30通りあることがわかりました。

では、黄と緑、緑と赤の場合はどうでしょうか?

この2つの場合も、赤と黄の場合の考え方と全く同じなので、

黄と緑 → 30通り
緑と赤 → 30通り

和の法則により、2色だけを使う塗り方は、

30+30+30=90通り

答え:90通り

場合数-例題2 (3)解答
全ての色を使う場合の塗り方は、何通りあるかということですが、
勘のいい人は気がついたかも知れませんが、実は、この問題は、今までの中で出した結果から
簡単に求めることができます。

前にも触れましたが、余事象の考え方です。

5つのパネルを赤、黄、緑の3色で塗る場合、どのような塗り方があるか。
次のように分けることができます。

1、1色だけで塗る場合
2、2色だけで塗る場合
3、3色だけで塗る場合

全ての塗り方は、1から3まで全てを含みます。
(3)で求めていることは、まさに、3の「3色だけで塗る場合」にあたります。

ということは、次の式が成り立ちます。

全体の塗り方2色だけの塗り方1色だけの塗り方3色だけの塗り方

全体の並べ方は、(1)で求めた「3色を自由に使った塗り方」ですから、

全体の並べ方=243通り

2色だけの塗り方は、(2)で求めた「2色だけ使った塗り方」ですから、

2色だけの塗り方=90通り

1色だけの塗り方は、赤だけ、黄だけ、緑だけの3通りしかありません。

1色だけの塗り方=3通り

よって、3色だけの塗り方=243−90−3=150

答え:150通り

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